私たちにとって「ファッションをもっと楽しむ」とは

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アパレル販売の仕事は「楽しい」が原動力になる!

全国に多数のブランドを出店するアダストリアでは、それぞれの店舗が独自の取り組みや地域に寄り添ったイベントを開催しています。その一例が、小中学生の職場体験です。レピピアルマリオでは、夏休み企画としてほぼ全店で「店長体験」を実施。スタッフ名刺などオリジナルのツールを使った接客体験を通じて、ブランドのマインドを知るきっかけや、ブランドのファンになるきっかけへとつなげています。
そんな、レピピアルマリオらしい店長体験のベースとなるアイデアを考えてくれたのが、イオンレイクタウンmori の店長 保谷さやかさん。全店で採用されているイベントのアイデアをどうやって考えていったのか、仕事ではいつもどんなことを大切にしているのかなど、さまざまなお話を聞きました。

働いている時間が全部楽しい!
他にないオリジナルな接客スタイル。


レピピアルマリオで店長として働く保谷です。入社当初は違うブランドで働いていましたが、同期がレピピアルマリオで働いている姿がとても楽しそうで、「私もここで働きたい!」と異動を希望しました。


レピピアルマリオはティーン向けのブランドです。お客さまは小学生から中学生を始めとした10代の方がメイン。そのため、接客のスタイルやルールが大人向けブランドとは少し違うんですよね。接客を通じてその方のお名前や学年を聞いて、最後はスタッフの名刺もお渡しして…憧れや親しみを感じていただけるような振る舞いを大切にしています。
私、その接客スタイルがとっても好きなんです。ここで働いていると、ティーンの素直な感情をまっすぐに受け止められるというか。小学生の頃からずっと来てくれているお客さまが、中学生になった途端に敬語で話しかけてきてくれて成長を感じたり、顔馴染みのお客さまが高校へ入学すると同時にアルバイトの面接に来てくれて感動したり…こんな体験、他のブランドじゃなかなかできないですよね。
異動して10年以上が経ちますが、一度も「辞めたい」や「異動したい」と思ったことはないです。「これ以上にワクワクできる環境があるのか!?」と思うぐらい、ずーっと楽しいです!

「楽しむ」を軸に考えた店長体験が、
ブランドのファンを増やすきっかけに。


今回、取材を受けるにあたって私の「Play fashion!」が何かを改めて考えたんですが、最初に思い浮かんだ言葉は「ENJOY」でした。その言葉通り、私は何でも「楽しい」で選んじゃうタイプ。店長体験のイベントを企画したのも「他の商業施設がやっているのを知って楽しそうだったから」がきっかけですし、どんなプログラムにするかを考えていたときも「誰もが一緒に楽しめること」を大切にしていました。そのアイデアがベースとなって全店舗で導入されているのは、すごく嬉しいですね。
参加者の方は小学校3、4年生から中学生が中心ですが、そのくらいの時期って、学校や習い事以外の場所で知らない人と話す機会がそんなにないじゃないですか。だから多少の年齢差があっても、一人で来ても友達と来ても、参加者同士で楽しくコミュニケーションが取れるようなプログラムを意識していました。


店長体験に参加してくれる方の多くは、最初はとても緊張しています。でも、参加者同士で自己紹介や名刺交換をして、コーディネートの提案を通して距離を縮めて、最後には「またこのお店で会おうね」と参加者同士で仲良くなっていて。「レピピアルマリオを初めて知ったけど、今日すごく楽しかったから次はお買い物に来ます!」と言ってもらえたり、保護者の方から「娘のいつもと違う一面が見られました」と喜んでもらえたりと、イベントを通じてレピピアルマリオのファンになってくれた方がたくさんいます。これって、普段の接客ではなかなかできない体験ですよね。イベントを通じて、とてもいい経験をさせてもらえていると感じます。

スタッフの成長を見守るのも、
店長としてのやりがいに。


店長として働いていると、一緒に働くスタッフの成長に触れられる機会もたくさんあります。例えば、店舗スタッフに店長体験の進行を任せてみたとき。始まる前は「絶対上手にできないです…!」とすごく緊張していたのに、いざ終わってみると「楽しかったです!」と嬉しそうにしているんですよ。そのスタッフは保育士の資格取得を目指して大学に通っていたんですが「とてもいい経験になったので大学の授業でも今日のことを発表します!」とも話してくれて。そういう表情を見ると、お願いして良かったなって思います。
それから、他ブランドへのヘルプを通じて成長してくれる子も多いですね。アダストリアはレピピアルマリオの他にも、グローバルワークやニコアンド、ローリーズファームなど、ひとつの会社から複数のブランドを展開しています。同じ商業施設内に別のブランドが出店されていることも多いので、人員が足りないブランドのヘルプに行くこともあるんです。スタッフに「この日は他ブランドのヘルプをお願いできないかな?」と話すと、やっぱり最初は不安そうにしていますが、帰ってくるとすごく楽しそうなんです。他ブランドの接客を経験すると成長も早いし、人間関係も広がりますね。複数のブランドが同じ商業施設にあって、お互い助け合えるのはすごくいい環境だなと思います。
ちなみに、他ブランドからヘルプに来てくれたスタッフが「レピピアルマリオの接客ってこんなに楽しいんだね!」と言ってくれると「やった!」となります。そうでしょ!そうでしょ!って。

仕事と家庭の両立も楽しみながら。
レピピアルマリオの魅力を広めたい。


今は一児のママとして時短勤務で働いていますが、仕事も家庭もどちらの時間も満喫できているなと感じます。両立している分、自分一人でやりきれない部分はどうしても出てきますが、私はむしろ「私じゃなきゃ」みたいな状態をなくす方がいいと思っていて。仕事もそうですが、家でもなるべく「ママじゃなきゃできない」「パパじゃなきゃできない」をなくすようにしています。だって、お互いができるようにしておかないと、どちらかが倒れたときに困るじゃないですか!仕事も家庭も、みんなで協力しながら全力で楽しめるよう心がけています。
そんな私の今の目標は、レピピアルマリオの魅力を一人でも多くの人へ届けること。普段の接客を頑張るのはもちろん、他にも何かイベントを企画できないかと考え中です。店長体験が「お客さまに来てもらう」イベントだとしたら、次は「私たちがお客さまのところへ行く」イベントもいいですよね。例えば、学校や児童福祉施設などに出向いて店長体験をしたり、みんなで商品の企画を考えるとか!こんな感じで、何かできることを計画中です。全部叶えて、レピピアルマリオの魅力をもっともっと広めたいですね。


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