What is “A-People” ?
「様々なワクワクをつくるプロデュース集団」として、2021年8月より本格始動した「アダストリア・ライフスタイル・クリエイション(以下、ALC)」。アダストリアが培ってきたノウハウやチカラを活かした、BtoBプロデュース事業を展開しています。今回登場するのはALCのマネジャー 好村有平さん。事業について、ご自身のライフスタイルについてなど、さまざまなお話をうかがいました。
アダストリアの強みを活かして、
社会に新たな価値を生み出していく。
アダストリアにはたくさんの強みがあります。商品の企画開発力や店舗設計力、物流システム……商品をイチから生み出し、お客さまに届けるまでの一貫した体制。そのリソースを、もっとたくさんの企業や団体のために活用できないかと生まれたのがALCです。既に住宅メーカーや飲料メーカー、スポーツチームなど、さまざまな企業の方と一緒に新しい価値やサービスを提供しています。
ALC立ち上げのきっかけとなったのが、不動産会社とコラボレーションしたこと。ニコアンドの世界観を活かした居住空間のプロデュースを行いました。住宅は「衣・食・住」が包括された場所。アダストリアは家具を販売しているし、飲食関係の事業も展開している。さらに、店舗の設計やデザインも社内で行っているので、そうした強みをうまく活用できた一例ですね。プロデュースの結果、ブランドのファンのみなさまから注目が集まり、それが話題を呼び、そのときつくったマンションは、想定よりも早い期間で目標販売戸数を達成するなど、大きな成果をもたらすことができました。クライアント内でも高く評価され、非常に良好な関係が築けています。
「まずは雑談から」。
だからこそ、チームが強くなる。
僕は「そこに“人”が関わっていれば、すべてのコト・モノ・場所がライフスタイルになる」と考えています。そういう意味では、ALCはどんな業界・規模の企業や団体さまともコラボレーションできるでしょうね。もし、アダストリアに興味を持ってくださった方がいれば、気軽に会いに来てほしいと思います。
僕たちは「まずは雑談から」をお客さまと関係を築く際のスタートラインにしているのですが、本当にどんな話題でもいいんですよ。「ベイフローの世界観を活かして何かしたい」「うちの企業やサービスの魅力を、アダストリアのファン層に伝えるにはどうすればいいか」「とにかく何か一緒にやりたい」など、むしろ、具体的なプランがない、悩みがうまく言語化できていない方がいいくらいで。イチから一緒に考える方がお互い同じ目線で話せますし、チームとしての結束力もより強くなりますからね。
お客さまの一言で気付かされた、
アダストリアの未知の価値。
アダストリアはずっと自社でサービスやブランドを展開してきた会社。ALCのようなBtoBの取り組みの多くが初の試みなんです。でも、そうやって新しくチャレンジすることで、自分たちでも気付いていなかったアダストリアの魅力を再確認させられることがたくさんありますね。
例えば、ニコアンドはカフェ事業も手がけていますが、過去に、そこの珈琲豆を使って何かできないかと相談してくださった企業の方がいたんです。それまで、僕たちは“珈琲豆自体の価値”について深く考えたことがなかったのですが、社外の人と話すことで新しい視点に気づかせてもらったというか。ALCは、ただお客さまにワクワクを届けるだけでなく、僕たち自身も新しいワクワクを感じられる事業。そんなwin-winな相乗効果を、これからもたくさん生み出していきたいですね。
人とのつながりがふえると、
新しい価値観に出会える。
僕は「Play fahison! = 人」だと思っています。今までの人生を振り返ると、人とのつながりによって変わったこと、新しくなったこと、挑戦できたことが、誰しもあるんじゃないでしょうか。誰かの言葉にすごく勇気をもらったり、雑誌や本で読んだ誰かの言葉に励まされたり……僕がアダストリアに入社を決めたのも、ある先輩からの一言がきっかけでしたしね。人とのつながりがふえるとそれだけで刺激になるし、誰かと一緒に物事を考えたり、誰かの意見を参考にしたりした方が、自分一人で考えるよりも新しい答えに辿り着けると思うんです。「新しい自分をつくるために、たくさんの人と関わっていく」。これが、普段から大事にしていることです。