私たちにとって「ファッションをもっと楽しむ」とは

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障がい×ファッション×アート すべての人が繋がる!グッドコミュニティイベント ~インクルーシブな社会の実現へ~

「Play fashion! for ALL(プレイファッションフォーオール)」は、アダストリアのミッションである「Play fashion!」の想いを、障がいの有無、年齢、ジェンダーに関わらず、すべての人に届けたい、と立ち上がった、インクルーシブな社会の実現を目指すプロジェクトです。
「スタンダードを、変えていこう、広げていこう。」をコンセプトに、さまざまな立場の人の視点や想いを大切にした取り組みを実施しています。


今回、プロジェクトとして初めて、3月21日「世界ダウン症の日」にちなんだチャリティーイベント『バディウォーク東京for all 2023』(開催日:3月25日(土)、場所:代々木公園ケヤキ並木、URL: https://suplife.or.jp/bw/)に参加しました。アダストリアの人気ブランド、LOWRYS FARM(ローリーズファーム)と、発達障害を持ちながらも独創的な世界観を生み出すアーティスト・須田雄真さん協力のもと“障がい×ファッション×アート”をテーマに、誰もが楽しめる!参加できる!塗り絵イベントと「Play fashion! for ALL」が手掛けるインクルーシブファッションの展示を実施しました。このコラボレーションを実現したのは、「Play fashion! for ALL」プロジェクトリーダーである株式会社アダストリア品質管理部の大谷 知加子(おおたに ちかこ)さんと、ローリーズファーム営業本部の内藤 由季子(ないとう ゆきこ)さん。彼女らを筆頭に参加した『バディウォーク東京for all 2023』でのイベントの詳細をレポートします!

”共生社会”を目指すチャリティーイベント
「バディウォーク東京 for all 2023」


「バディウォーク東京 for all 2023」は、誰もがお互いを尊重し支え合い人々の多様なあり方を認め合える「共生社会」の実現を目指し、年に一度開催されているチャリティーイベントです。Play fashion! for ALLは今回初めてイベントに参加しました。

自由な発想とパワーのあるアートは、
子どもも大人も心をうばわれる

今回、障がいの有無、年齢、国籍、職業など関係なく、誰もが気軽に、楽しく参加できる塗り絵イベントを開催しました。塗り絵の土台となるイラストは、発達障がいがあるアーティスト・須田雄真さんに描いていただきました。須田さんはその独創的な世界観で人気をあつめるアーティストです。


参加者が自由な発想のもと色を塗り一つの作品をつくりあげるアートイベント。須田さんの力強いイラストが完成し、準備万端!

しかし、当日はあいにくの雨模様…。




それでも、須田さんが描く自由な発想とパワーのあるアートは、ブースの前を通る人の五感を刺激しました。
「大人でも塗り絵に参加してもいいんですか。」と大人も子どもも関係なく、夢中になって色を塗る姿が見られました。



子どもたちも、自由に、そして力強く想い想いの色を塗っていました。




約200名の方にご参加いただき、みんなで作り上げた素敵なアート作品。
完成した作品は、国内のローリーズファーム店舗にて展示し、たくさんの方に観ていただく予定です!

また、塗り絵に参加した人を対象にローリーズファームキッズで販売している「ビッグベア」が当たるくじ引きも実施。
当たらなかった人にも、須田さんの描いたキリンさんのオリジナルステッカーをプレゼントしました。



ビッグベアが当たった子どもたちは大喜び!
「だいすき、ぎゅー!」と素敵な笑顔を見せてくれました。



だれもが着やすい服って何だろう。
みんなでPlay fashion!

塗り絵イベントの横では、「Play fashion! for ALL」プロジェクトリーダーの大谷さんを中心に制作している、さまざまなギミック機能を施した洋服を展示しました。




大谷さんは以前より、持病や障がいがある方々に、ファッションに関する悩みをヒアリングしてきたそうです。
それを解決すべく、一人ひとりの声に耳を傾けみんなが着やすい服を次々と企画しサンプル製作しています。

展示された洋服を手に取った方からは「そう!ここにチャックが付いていると、とても便利で助かる!」といったリアルな当事者の声も聞くことができました。


今回、「Play fashion! for ALL」と同じ想いでバディウォークイベントに賛同した「LOWRYS FARM(ローリーズファーム)」は以前より、インクルーシブな社会の実現を目指した取り組みを実施してきました。

障がいの有無に関係なく働くすべての人が活躍できる場の実現と、人と人との輪が繋がるきっかけをつくりたいという想いから障がいがあるアーティストとコラボレーションを行っています。
そして、今回のイベント(バディウォーク東京 for all 2023)をきっかけに、Play fashion! for ALLとローリーズファームが共同でコラボレーション商品を制作しました。

4名の障がい者アーティストのイラストをプリントしたTシャツとハーフパンツ、計5型を展開しています。
コラボレーション商品:https://www.dot-st.com/lowrysfarm/disp/itemlist/?dispNo=002003101
プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001808.000001304.html


イベントでは、このローリーズファームコラボ商品も同じく展示しました。
実際手に取った方からは「かわいい~」「欲しい!」「どこで買えるの?」と言った嬉しいお声をたくさんいただきました。



「障がい×ファッション×アート」
インクルーシブな社会の実現を目指し、わたしたちができることを少しずつ。


今回、イベントの中心となり熱い想いのもと開催を実現した、Play fashion! for ALLのプロジェクトリーダー・大谷さんと、ローリーズファームキッズのチーフMD・内藤さんが、それぞれの「ファッション」と「障がい」についての想いを話してくれました。

「ファッションには、人を元気にさせる力や自信をあたえる力があると思います。気持ちが落ち込んでいる時は、明るめの服を選んだり、大事なシーンでは、気合の入る服を選び、自らを奮い立たせたり。私たちは自分の意思で、その日の服を決めています。でも、そんな当たり前をできない人たちがいます。からだが不自由な方たちは、その日の気分で好きな服を着る事も、選ぶ事も出来ない。それは、着たい、着られる服が少ないから。
アダストリには、Play fashion!と言うミッションがあります。それは障がい、年齢、ジェンダー、国籍などに関係無く、全ての人が、fashionを楽しむ為に、自らの意思でその日に着たい服を選べるという当たり前や、それによる、ワクワク・トキメキを提案する事だと思っています。」

(右)Play fashion! for ALLのプロジェクトメンバー大谷さん

「ファッションもアートも、本来は何の境界線もなく自由なはず。それが当然のように思っていましたが、須田さんとの出会いをきっかけに「障がい」について考えるようになりました。
「障がい」という事が壁になってファッションを楽しめていなかったり、活躍の場が少なくなっていたりするのであれば、少しでもその壁を低くすることが出来ないだろうか、そんな想いで取り組みを続けています。
もともと障がいの有無に関係なく須田さんが描くアートに魅了されたことから始まりました。
須田さんの描く力強くカラフルな世界観に一目で引き込まれました。見る人を虜にし、前向きで元気な気持ちにさせてくれる須田さんの絵のパワーは本当にすごいんです!
きっとこういう方たちがたくさんいるはずです。まだまだ微力ですが、ファッションを通して小さくてもコツコツと誰かの役に立てればと思っています。
そしていつか世の中全体が偏見のないグッドコミュニティになると良いなと思っています。」

(左)LOWRYS FARMキッズチーフMD内藤さん

「Play fashion! for ALL(プレイファッションフォーオール)」では、障がいの有無などに関わらず、すべての人が着やすい服づくりと、自由にファッションを楽しんでいただけるような活動を進行中です。
今後の活動にも、乞うご期待!




アダストリアのミッションである「Play fashion!」の想いを、障がいの有無、年齢、ジェンダーに関わらず、すべての人に届けたい、と立ち上がった、インクルーシブな社会の実現を目指すプロジェクトです。
「スタンダードを、変えていこう、広げていこう。」をコンセプトに、さまざまな立場の人の視点や想いを大切にした取り組みを実施しています。

公式WEBサイト .st(ドットエスティ)内では、特設サイトを設け、障がいを抱える人や介護に携わる方など、だれもが着やすい機能性があるアイテムを紹介しています。

https://www.dot-st.com/disp/itemlist/?dispNo=002001270010
Instagram:@adastria_playfashionforall


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