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環境を守る

いつでも気軽にリサイクル!アダストリアの衣料品回収プログラム「Play Cycle!」がグローバルワークの店舗でスタート!

ファッションロスのない世界を活動ビジョンにリサイクルBOXを店舗に常設、
さらなる回収量の拡大を目指す

 アダストリアは衣料品回収プログラム「Play Cycle!」(以下、「Play Cycle!」)のさらなる回収量拡大を目指し、9月下旬より順次グローバルワークの一部店舗にてリサイクルBOXを常設しています。「Play Cycle!」とは、お客さまの不要になった衣料品を回収し、新たな資源へリサイクルするアダストリアの環境活動です。これまで回収イベントを開催して活動を行っていましたが、今後は対象の店舗にリサイクルBOXを常時設置。商品の購入有無にかかわらず、いつでもご家庭の不要な衣料品を投函することができ、新しい資源に循環させることが可能になります。

 今回設置したリサイクルBOXは原料の50%が廃棄された衣料品からできており、「ファッションロスのない世界をつくりたい」という当活動への想いが込められています。常設店舗は現在、グローバルワークイオンモール水戸内原店、イオンレイクタウン店、mozoワンダーシティ店、キャナルシティ博多店、那覇メインプレイス店の計5店舗。今後、回収状況を見ながら設置を広げてまいります。

(※左…グローバルワークmozoワンダーシティ店、右…グローバグワークキャナルシティ博多店)

 「Play Cycle!」は2016年からスタートし、今年で5年目を迎えました。これまでは全国の商業施設を中心に、約40回にわたって回収イベントを実施。累計で約20トン(約6万着※)の衣料品を回収、リサイクルしてきました。また、昨年には当社公式WEBストア「.st」にて会員さま向けに回収を実施するなど、年々活動の幅を広げています。
 
 回収した衣料品は日本環境設計株式会社さまが運営するBRING™を通じて、再生ポリエステルや自動車内装材といった、新しい資源にもう一度生まれ変わります。また今年からは、一般社団法人Green Down Project(グリーンダウンプロジェクト)さまと連携し、ダウン製品を回収してリサイクルダウンに再生させるほか、当社の子ども服のシェアリングサービス「KIDSROBE(キッズローブ)」にも活用させていただきます。このように、新たな衣料品の原料へのリサイクルや洋服のシェアリングに活用、循環させることで、ファッションロスのない世界を目指しています。

 また今年の8月には、当社がメインスポンサーを務めるB.LEAGUE所属「茨城ロボッツ」の平尾充庸選手を「Play Cycle!」のアンバサダーに任命しました。来年にはこれまでに回収した衣料品からリサイクルされた生地で「茨城ロボッツ応援マスク」を製作し、試合に来られたお客さまにノベルティとして配布する予定です。さらに、茨城ロボッツが運営するカフェ「M-SPO TERRACE BLUExBLUE」でもリサイクルBOXを常時設置、グローバルワークイオンモール水戸内原店での平尾選手の来店イベントなど、これまでのフィールドを超えて、より活動の幅を広げていきます。(詳細はこちら)

 現在、日本の3R(リユース、リサイクル、リペア)率はわずか26%に留まり、年間約100万トン(約33億着)の衣料品が廃棄されていると言われています(※2016年、経済産業省調査)。その多くが焼却処分されてしまうことで多くのCO₂を排出し、地球環境に膨大な悪影響を及ぼしています。そのような現状をより良い方向へと変えていくため、アダストリアはCSRポリシーに「ファッションのワクワクを、未来まで。」、活動ビジョンに「ファッションロスのない世界」を掲げています。今後も「Play Cycle!」を通じて循環型ファッションを世の中へ広げていきたいと考えています。

※1着当たり約300gとした概算の数字

■Play Cycle!公式サイト
https://playfashion.adastria.co.jp/playcycle/

■日本環境設計株式会社とBRING™について
 日本環境設計株式会社は地球の未来のために、様々なものをリサイクルする仕組みをつくり、より効果的な繊維リサイクルを進めている企業。同社が運営するBRINGを通じて、様々な企業と連携し繊維製品を資源へリサイクルしている。
日本環境設計株式会社公式サイトhttps://www.jeplan.co.jp/
BRING™公式サイトhttps://bring.org/

■一般社団法人Green Down Project(グリーンダウンプロジェクト)について
 羽毛循環サイクル社会の実現を目指して、羽毛に関わる企業をはじめ地域社会、そして生活者一人ひとりから羽毛製品を回収し、原料や製品としてリサイクルさせ、羽毛循環システムを推進している。
公式サイトhttps://www.gdp.or.jp/

■KIDSROBE(キッズローブ)について
 子ども服を「おさがりシェア」できるサブスクリプションサービス。サイズアウトして着られなくなった服や、思い出が詰まった服を、ユーザー同士でシェアし合うことでつながる、地球にも家族にもやさしい“みんなのクローゼット”。
公式サイトhttps://kidsrobe.jp/

■常設店舗一覧