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環境を守る

認定NPO法人フローレンスと協働し、チャリティーイベントを開催

イベントの売上金はすべて、
フローレンスが支援するひとり親支援や「こども宅食」利用者へ寄付いたします


アダストリアは、商品の生産過程でつくられるサンプル品をお取引先さまや従業員に販売し、その売上を当社のCSR活動に充てるチャリティーイベントを年に2回開催しています。この度、認定NPO法人フローレンスとコラボレーションし、「ひとり親家庭」および「こども宅食利用者」の方々に当社のサンプル品をお求めやすい価格で販売するチャリティーイベントを開催。3度目の開催となった今回は、80組128名の方々がご来場され、ファッションを自由に楽しんでいただくことができました。

当社は、CSRの重点テーマの1つに『人を輝かせる』を掲げています。
子育てや仕事で忙しく自分のファッションは後回しというひとり親の方や、「こども宅食」利用者の方々にも、ファッションと人生を楽しんでいただきたいという思いから、この企画が実現しました。この度チャリティーイベントに対し、認定NPO法人フローレンス代表理事の駒崎弘樹様から感謝状を贈呈いただきました。
なお今回のチャリティーイベントの売上は、認定NPO法人フローレンスへ以下の通り寄付金として支出し、支援いたします。


■ 寄付金について
(1)支出先:認定NPO法人フローレンス
(2)金額:90万円
(3)寄付実施日:2月28日(金)

■ ひとり親家庭の現状
厚生労働省によると、日本の母子家庭の就労率は80.6%である一方、正職員の比率は39.4%しかなく、母子家庭の71%が年収200 万円未満に留まっているのが現状です。
ひとり親家庭の場合、子どもが病気になり看病のため仕事を休まざるをえないことも多く、それが収入に影響し、最悪の場合解雇される例が見られます。収入や就労が不安定になることは、子どもが十分な衣食、教育、体験の機会を失うことに直結し、大きな社会課題となっています。

■「こども宅食」利用者の現状
日本の子どもの「7人に1人」、ひとり親家庭の子どもは「2人に1人」が貧困状態にあると言われています。また「こども宅食」のご利用家庭の5割が、世帯収入300万円未満の世帯であるとも報告されています。認定NPO法人フローレンスと文京区、企業などが協働して行う「こども宅食」は、経済的に厳しいご家庭に、食品を届ける事業です。食品の配送を定期的に行うことで、ご家庭を見守り、いち早く困りごとをすくいあげ、必要なサポートにつないでいくことを大切にしています。「こども宅食」利用家庭はひとり親とは限らず、そのご家庭ごとの事情によって支援すべき内容は様々です。

■ 認定NPO法人フローレンスについて
認定NPO法人フローレンスは、「みんなで子どもたちを抱きしめ、子育てとともに何でも挑戦でき、いろんな家族の笑顔があふれる社会」の実現を目指すNPO法人です。主な事業として、「訪問型病児保育」や「認可保育園運営」、「障害児保育」、「赤ちゃん縁組」、「こども宅食」などを通じて、親子を取り巻く社会課題の解決に取り組んでいます。
公式サイト:https://florence.or.jp/