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カフェ・カンパニーとアダストリアが JVの設立に向け基本合意

カフェ・カンパニーとアダストリアが JVの設立に向け基本合意
飲食事業とアパレル小売事業を融合した
新たな事業領域の創造・拡大を目指します

カフェ・カンパニー株式会社(本社:東京都渋谷区神宮前5-27-8、代表取締役社長:楠本修二郎、以下カフェ・カンパニー)と株式会社アダストリア(本部:東京都千代田区丸の内1-9-2、代表取締役 会長兼最高経営責任者(CEO):福田三千男、以下:アダストリア)は、この度、カフェ・カンパニーの運営するWIRED CAFE及びwired kitchen等の事業を移管し、カフェ事業などを営む共同運営会社を設立することに関して、基本合意書を締結しました。本合意に基づき、飲食事業とアパレル小売事業とが密接に結びついた新たな事業の拡大、かつ単なる組み合わせに留まらない掛け合わせを創造し、生活者に対する更なる付加価値の提供を図っていく予定です。

カフェ・カンパニーは、「CAFEのある風景」をつくりだすことで、日本の現代都市生活がいつの間にか忘れ去ってしまった地域に根ざしたコミュニティを再生させ、活き活きとしたライフスタイルを提案しています。「CAFE」を、単なるコーヒーショップとして考えるのではなく、人と人との感性・共感コミュニティを創造する次世代に不可欠なインフラ・社会基盤として位置づけ、みずみずしい情緒感あふれる地域社会の実現に向けて取り組んでいます。

アダストリアは、「ファッションがもたらす歓びを世界中の人たちへ届けるために、マルチブランド戦略をグローバルに展開し、すべてのお客さまの新たな答えを生み出し続けます。」をミッションに掲げ、次のステージへ進もうとしています。2016年4月に公表した「3ヵ年計画」では、既存事業を成長させると共に、本格的な新規事業への投資を進めることを表明しました。

この度の基本合意を受け設立される新会社は、両社の強みを最大限に活かした「ライフスタイル発信型のリーディングカンパニー」を目指します。ファッションや飲食といった既存の切り口だけを追及するのではなく、価値観やカルチャーを発信し、人々に豊かな暮らしと体験価値を提供してまいります。

今後、両社は7月末の最終合意、10月を目途とした設立に向け誠実に協議を続けてまいります。

■ JVの概要
設立予定日:2016年10月
代表取締役:楠本 修二郎
出資比率 :カフェ・カンパニー51%を下限とし、アダストリア49%を上限として、最終合意までに決定いたします。


■ カフェ・カンパニー株式会社 代表取締役 楠本修二郎のコメント
世界が大きな時代の節目を迎え、急速な早さで人のライフスタイルも変化をしている今、私たちは、より多様な価値観に対して、より幅広い視点を結集して、一歩先の楽しさを提供していくことが求められていると思います。弊社は創業以来、一軒一軒手づくり感覚でカフェ創りを行い、その地域コミュニティを育むライフスタイル提案を展開してきました。去年は既に、生活提案企業カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社との事業提携を行い、BOOK&RESTAURANTをはじめとする新しい領域を展開しておりますが、この度食とファッションの新しい未来を企画したいという思いから、今回の事業提携に至らせて頂く運びとなりました。NIPPONの衣・食・住を、より豊かに育み、ワクワクな未来を創造していけるよう、より一層発信して参りたいと思います。


■ 株式会社アダストリア 常務取締役 木村治のコメント
アダストリアは、アパレルだけでなくあらゆるファッションがもたらす“ワクワク”する喜びをお客さまにお届けするため、変革と挑戦を続けてまいりました。この度、日本の現代都市生活者に新しいコミュニティを提案してきたカフェ・カンパニーと共同で新会社を設立することで、業種や業態の垣根を越えて新たな価値を作っていけるようになったことを大変嬉しく思います。クリエイティビティ、そして実行力を持って、価値観やカルチャーを世界に発信してまいります。

※上記リリースの詳細はPDFファイルでご覧いただけます。
カフェ・カンパニーとアダストリアが JVの設立に向け基本合意